季節の変わり目に咳が止まらない|咳喘息との付き合い方と日常の工夫
毎年、季節の変わり目になると咳が止まらなくなる私。
夜中も咳で眠れず、仕事や家事に支障が出ることもしばしば。
でも、診断名がついて吸入器を使い始めてから、少しずつラクになってきました。
今回は私の体験をもとに、咳喘息との付き合い方や日常でできる工夫をまとめてみます。
咳が止まらなかった10代〜30代
私の場合、10代の頃から咳がしつこくて、ちょっと風邪をひいただけでもすぐに気管支炎になったり、ひどいときにはマイコプラズマ肺炎になったこともありました。
東京で教員をしていたころは、1シーズンで何回も体調を崩すので「東京の空気が悪いせいかも」と思っていました。
でも地方に越しても回数は少し減ったくらいで、やはり咳には悩まされていました。
咳が出だすと止まらず、夜中も何度も起きてしまう。
当時は「風邪が悪化しているだけ」と思っていましたが、実際は少し違っていたようです。
咳喘息と出会う
今年、いつもと違う近所の内科で診てもらったところ、診断は咳喘息でした。
吸入器を使い始めてからは咳の回数がぐんと減り、以前ほど寝不足に悩まされなくなりました。
咳喘息の特徴は、軽い風邪でも咳がしつこく続くこと。
特に季節の変わり目や体調が不安定なときに悪化しやすく、私の場合は生理と重なると最悪でした。
日常でできる工夫
- 吸入器の活用
- 発作時だけでなく、予防的に使うことで咳の頻度が減ります。
- 睡眠環境の整備
- 室内の湿度を保つ
- 枕や布団の高さを調整
- 生活リズムの工夫
- 睡眠不足を避ける
- 体調が不安定な日は無理せず休む
仕事と家事の両立
咳喘息のせいで体調を崩すと、学校や職場で休まざるを得ないこともあります。
私は教員として、休むことでクラスの子どもたちに負担がかかることも考えましたが、無理をせずに休むことも必要だと学びました。
体調管理を優先することで、結果的に家族や仕事にも良い影響が出ます。
咳喘息と上手に付き合う
季節の変わり目は憂鬱ですが、咳喘息という体質を理解したことで、自分の生活を少しずつ調整できるようになりました。
吸入器や生活の工夫を取り入れるだけでも、心身の負担は大きく減ります。
同じように咳がしつこい方は、無理をせず自分の体調と向き合ってほしいです。



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