看護指導で知った「右心不全は進行性」という現実
看護指導の中で、
右心不全は進行性で、これからは“家族の協力を得て、のんびり暮らす”ことが必要になる
とアドバイスを受けました。
頭では理解していたつもりでも、改めて言葉にされると胸にずしんと重くのしかかります。
でも、私は3人の子どもを育ててきた母。
「一人で頑張る」ことが癖になっていて、家族に甘えるのは正直少し苦手。
反抗期でいつも不機嫌な長男、起立性調節障害でとにかく眠りがちな長女、ゲームに夢中で世界が閉じている二男。
――この子たちに協力なんてお願いできるんだろうか?
そんな不安を抱えながらも、
“もし自分が逆の立場だったら、もっと早く教えてほしい”
そう思ったので、話してみることにしました。
長女と二男に、静かに伝えた夜
夕飯を終え、たまたま長女と二男と3人だけになったテーブル。
私はゆっくり言葉を選びながら、
- 私の病気の状態
- これからの生活のこと
- できなくなるかもしれないこと
を、子ども向けの言葉で静かに説明しました。
長女は少し考えてから、
「正規の公務員なのにもったいないけど、働けなくなったらWEBライターとか在宅でできるのすれば?」
と、まさかのキャリア提案。
(あれ?これ、最近本人の将来の話をした時に私が言ったやつだ…)
二男は深刻さの部分はあまりピンときていない様子で、
「塾の先生とかできるんじゃん?」
と明るめ。
ふたりとも、私が想像していたより冷静で、でもちゃんと私の話を聞いてくれた。
“助けてね”とは言えなかったけれど、たぶん「大変なんだ」ということは伝わったと思う。
長男は、やっぱり長男だった
問題は長男。
反抗期で私に興味なんてないし、正直期待もしていませんでした。
案の定、話した瞬間に
「だからなに?」
胸にグサッときて、一瞬「話さなきゃよかった」とさえ思ったほど。
でも思春期の男の子なんてこんなものかもしれません。
“はいそうですか”とは言えない年齢。
心の中が見えにくいだけなんだと自分に言い聞かせました。
その翌日、小さな変化が始まった
翌日、夕飯づくりでバタバタしていると、
自室から出てきた長女が突然、
「何か手伝えることある?」
え!?
この子が!?
と驚くくらい珍しい一言。
それに釣られるように、二男も少しずつ手伝うように。
三人暮らしのようにバラバラだった空気が、ほんの少しだけ柔らかくなった気がしました。
数日後、長男からの“まさかの言葉”
数日たったころ。
長男から突然、
「デイトレーダーにでもなって6000万円くらい稼いでよ。」
いや唐突すぎるでしょ…と思いながらも、
あ、これ数日前に話したことの続きなんだ、と気付きました。
反抗期の長男なりに、
「母は学校で働き続けるのが難しい。じゃあ何ができる?」
と考えたうえでのあの言葉だったんだと思うと、
なんだか胸がじんわり温かくなりました。
言い方は雑でも、
ちゃんと心では心配してくれていた。
思いは三人三様。でもちゃんと届いていた
毎日全面的に協力してもらえるようになるには、まだ道のりは長いかもしれません。
でも、
- 長女の小さな手伝い
- 二男のちょっとした気遣い
- 長男なりの不器用な励まし
どれも私にとっては大きな一歩。
三人三様の反応だけれど、
「母を大切に思ってくれている」
その気持ちが見えて、少しだけ心が軽くなりました。
とはいえ、どれだけ計算してもお金は足りなそうだし、
結局は働くんですけどね。笑

子育てって、本当に大変。
でも、こうやってたまに見える子どもたちの優しさが、
今日も私を支えてくれるのだと思います。


