「人間ドックって、正直やめてもいいのかな」
そう思ったことがある人に、結論から言いたい。やめない方がいい。数年サボっていた私が、今年久しぶりに受けたら、心臓以外にいろいろ見つかった。
先天性心疾患の主治医に定期的に診てもらっているから、なんとなく「体は大丈夫」と過信していた。でも実際は、心臓以外のことは何も見えていなかった。今年の反省を、正直に書く。
なぜ数年ぶりに人間ドックを受けた?
主治医の「心臓以外は検査してないよ」の一言がきっかけ
循環器内科の主治医に、こう言われた。
「人間ドックはちゃんと受けたほうがいいよ。心臓以外は検査してないから。」
言われてみればその通りだった。私は3ヶ月に一度、心臓の検査は欠かさず受けている。でもそれは、あくまで心臓だけ。他の臓器は、何年も見てもらっていなかった。
気まぐれに数年に一度しか受けていなかった
正直に言うと、それまでの私は気まぐれに人間ドックを受けていて、数年に一度というペースだった。「心臓はちゃんと診てもらってるから大丈夫」——そんな油断があった。
主治医の一言で、今年はちゃんと受けようと反省した。
大嫌いな胃カメラ・大腸カメラ、なぜ受けた?


管を体に入れるのが「死にたいほど」嫌い、それでも決意した
白状すると、私はカメラやカテーテルなど、自分の体に管を入れる検査が大嫌いだ。検査のたびに、こんなことをやるくらいなら死にたい、と思うほど苦手にしている。
だから胃カメラは数年ぶり、大腸カメラに至っては25年ぶりだった。
きっかけは、看護師をしている友人の一言。「大腸カメラと胃カメラは1年に1回受けたほうがいいよ」と言われて、意を決した。
結果、胃と大腸に小さなポリープが見つかった
頑張って受けてみたら、胃と大腸、両方に小さなポリープが見つかった。
正直な気持ちは、「友達、ありがとう……」だった。あのまま管が嫌いだからと避け続けていたら、気づかないままだったかもしれない。
心疾患があると人間ドックで特別なことを聞かれる?
問診票に病名を書いても、特に何も聞かれなかった
「先天性心疾患があると、人間ドックで根掘り葉掘り聞かれるのでは」と身構える人もいるかもしれない。私の場合は、そんなことはなかった。
問診票に「ファロー四徴症」「慢性心不全」「肺動脈閉鎖不全のため弁置換術済み」と書いても、特に深く聞かれることはなかった。
心電図の右脚ブロックはいつものこと
心電図では、いつも「右脚ブロック」という所見が出る。これも私の場合、出たからといって特別何か言われることはなかった。長年のお決まりの結果、という感じだ。
一番の反省:心臓以外にも見つかったもの
腎臓に見つかった影、経過観察を一本化できていなかった
今回、腎臓にも気になる影が見つかった。良性の腫瘍のようなもので、実はこれ自体は10年ほど前から分かっていて、精密検査も一度受けている。
問題は、その後一つの病院でちゃんと継続して診てもらっていなかったことだ。心臓の主治医とは別に、腎臓のことをずっと診てくれる病院を決めていなかった。今回それに気づいて、放っておいたらいけないと改めて思った。
胆嚢にも気になる影があった
腎臓だけでなく、胆嚢にも腫瘍のようなものが見つかった。心臓のことで頭がいっぱいで、他の臓器のことをまったく気にしていなかった自分に、正直驚いた。
痔の再発——2年前に3つも手術で取ったのに
そして極めつけは、大腸カメラで判明した痔の再発だった。2年前に3つも手術で取ったばかりなのに、また、だ。
心疾患があると痔になりやすいというのは、主治医からも聞いていたことだった。
分かっていたはずなのに、また再発してしまった自分に、ちょっとがっかりした。食生活も見直さなければと思う。
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「心臓さえ元気なら」という過信への反省
3ヶ月に一度、定期検診を受けているから大丈夫。そう過信していた自分を、今回はっきり反省した。
心臓ばかりに気を取られて、体の他の部分を見る目線が、すっかり抜け落ちていた。持病があると、その病気にばかり意識が向いてしまう。でも体は一つじゃない。
おわりに
数年ぶりに受けた人間ドックで、胃と大腸のポリープ、腎臓と胆嚢の影、そして痔の再発が見つかった。
「心臓さえ元気なら」という過信を、今年はしっかり反省した。持病がある人ほど、その病気以外のことにも目を向けてほしい。
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