仕事でも、家庭でも、子育てでも。
ずっと頭の中で、脳内の会話が止まらない。
あれはどうだったかな。
あの言い方、きつくなかったかな。
次はこうした方がよかったかな。
気づけば、頭の中で何本もの思考が同時に走っている。
集中しているつもりでも、別の線が横で動いている。
正直、疲れるな、と思う。
そのことに気がついたのは、つい最近だ。
ADHDの人は頭の中がずっと騒がしい、というインターネットの記事を読んだとき、
「あれ、これ、わたしも似てるかも」
と、ふと思った。
診断がどうこう、という話ではない。
ただ、自分のこの疲れ方に、
もしかしたら名前があるのかもしれない、と思った。
たとえば、子どもに言いすぎた夜。
多分、本人たちはそんなに気にしていない。笑
次の日には、けろっとしている。
でも、なぜか叱られた側より、
叱った側の反省会のほうが終わらない。
あの言葉は余計だったかな。
別の伝え方があったかな。
傷ついていないかな。
思考は「回る」というより、「回り続ける」。
止めようと思っても、やめられない。
仕事で人前で話したこと。
誰かに言われた何気ない一言。
子育ての中で、自分が失敗したなと思う場面。
気になったことが、全部、自分に向かって戻ってくる。
心疾患があって体力的にも疲れやすいのに、
頭の中までフル稼働して、
心までくたびれてしまう日がある。
正直、ぐったりだ。
多線思考という言葉を知って、
自分はマルチタスクなんだと思っていたけれど、
そうではなかったのかもしれないと感じた。
こなしていたのではなく、
いくつもの思考を同時に、抱え続けていただけ。
責めているつもりはなかったけれど、
ずっと自分に向けて考え続けていたんだと、
あとから気づいた。

