障害者用駐車場は、車椅子ユーザーだけのものではない。心臓機能障害などの内部障害がある人も、正当な利用者だ。それでも、見た目で判断されることがある。
大学病院の駐車場で、たくさん空いているのに一番遠いスペースに案内されたことがある。
完璧に見た目で判断されたな、と思った。
障害者用駐車場を使える人は車椅子ユーザーだけじゃない

障害者用駐車場(車椅子マークの駐車場)を利用できるのは、車椅子ユーザーに限らない。歩行や車の乗り降りが困難な人であれば、精神障害や内部障害など、見た目からはわかりづらい人も対象になる。これは複数の福祉関連サイトで説明されている、公式に認められた権利だ。
一部の自治体では「パーキング・パーミット制度」という仕組みがある。例えば鹿児島県では、緑・赤・オレンジの3色で利用証を分けていて、車椅子を常時利用し自ら運転する方(赤色)を優先する運用がされている。
そして鹿児島県のホームページには、こんな趣旨のことが書かれている。
利用証を持つ人の中には、心臓機能障害や肝臓機能障害のような内部障害を持つ人もいる。見た目では障害者とわかりにくいが、疲れやすさや心理的ストレスなど、それぞれ事情を抱えている、という内容だ。
まさに私のような人間のために、自治体が公式に啓発してくれている。心強い一文だ。
私は身体障害者手帳を取得したときに、駐車禁止等除外標章を一緒にもらった。これが、障害者用駐車場を使うための証明になっている。
車椅子ユーザーを優先したい気持ちも忘れない
ここは正直に書いておきたい。
障害者用駐車場は、車椅子ユーザーが乗り降りするために、車の両側に広いスペースが必要だからこそ作られている場所だ。私のように歩けるけど疲れやすいタイプは、本来ならそこまで広いスペースを必要としない。
もし目の前で車椅子ユーザーが駐車しようとしていたら、私は絶対に譲る。制度として認められた権利ではあるけれど、車椅子ユーザーを押しのけてまで使おうとは思っていない。
障害者用駐車場、私が実際に使っている場面
スーパーや病院など、公共の施設にはほとんど障害者用駐車場がある。
大学病院の立体駐車場で使っている
定期検診でいつも自家用車で通っている大学病院は、立体駐車場に停める必要がある。エレベーターはあるものの、階段の上り下りが発生することもあって、これがしんどいときがある。
そんなとき、障害者マークを出すと、空いていれば一番近い障害者用スペースに案内してもらえる。
障害者用駐車場、見た目で判断されている実感

ここが今回一番書きたかったことだ。
化粧をしていなくて、見るからにしんどそうにしていると、近くのスペースに案内してもらえることが多い。でも、化粧をバッチリして、サングラスをかけていると、遠くのスペースに飛ばされることが多い。
もちろん、基本的にいつも満車に近いので、単純に空いていないから遠くなることも多い。それはわかっている。
でも先日、たくさん空いているのに一番遠いスペースに案内されたことがあった。舌打ちしそうになった。笑
完璧に見た目で判断されたな、と思った。
まとめ
- 障害者用駐車場は車椅子ユーザーだけでなく、内部障害など見た目でわからない人も利用できる
- ただし、車椅子ユーザーを優先する気持ちは忘れずにいたい
- 学校や職場では使わない。驚かれることを避けたいから
- 病院の立体駐車場では、しんどいときに実際に活用している
- 化粧やサングラスの有無で、案内されるスペースが変わる実感がある
見た目でわからない障害は、理解されにくい。それでも、制度として認められた権利は、遠慮せず使っていいと思っている。
⚠️ この記事は私の個人的な体験をもとにしたものです。制度の詳細や運用は自治体・施設によって異なります。

