障害者手帳にはメリットもデメリットもある。
1級を取得して9年。これまで新幹線、USJ、高速道路、自動車税、税金、映画館、携帯電話、ゴミ袋と、いろんな制度を使い倒してきた私が、正直に書いていく。
メリット①お金がかかる場所、だいたい安くなる
交通・税金・生活で受けている割引
新幹線は約6割引。高速道路は50%引き。自動車税は年4万円ちょっと免除。所得税・住民税も控除がある。映画館は1,000円。携帯電話も大手キャリアなら割引がある。ゴミ袋も無料でもらえる。
これまで一つひとつ記事にしてきたけど、まとめると「お金がかかる場所、だいたい安くなる」というのが率直な感想だ。
障害者になったのは望んだことじゃない。でも制度がある以上、遠慮せず使い倒している。
メリット②駐車場に停められる。ただし

障害者用駐車場に停められるのも大きなメリットだ。専用の札をかける必要はあるけど、遠くまで歩くのがしんどいときは本当に助かる。
ただ、こんなこともあった。
大学病院でこの札を出したら、警備員さんに「車椅子ですか?」と聞かれた。「違います」と答えたら、近くのスペースが空いているのに、一番遠くの障害者スペースを紹介された。
ムッとした。病院の警備員のくせに何にもわかってねーな、と思った。笑
見た目でわからない障害者もいる。車椅子だけが障害者じゃない。それを、医療の現場で働いている人にすら理解してもらえないことがある。
デメリット①「あなたのですか?」問題

手帳を見せるとき、抵抗は感じない。
でも私の場合、見た目が至って普通で、しかも就職活動用の写真みたいなのが手帳に貼ってある。だから「あなたのですか?」と聞かれることが多い。
決して不正をしているわけじゃない。でも一瞬、信じてもらえるかなという不安がよぎる。笑
1級って聞くと、重篤な障害というイメージを持たれやすい。実際、世の中的には大変な体なんだろうとは思う。でも見た目って大事なんだなと、こういう場面で実感する。
デメリット②更新・申請は本人が平日に行かないといけない
もう一つのデメリットは、更新や申請の手続きだ。
基本的に本人が窓口に行かないといけない。私は公務員で土日休みだから、平日しか開いていない受付にわざわざ休みを取って行く必要がある。
しょっちゅう手続きがあるわけじゃなくて、数年に一回くらいだけど、それでも面倒だなとは思う。
手帳との向き合い方|特別扱いされたくない
話すとき、話さないとき
障害者手帳を持っていることは、隠してはいない。でも自分からわざわざ公表もしていない。
仕事上どうしても知らせないといけないとき、例えば体調不良で病気休暇を取るとか、誰かに私ができないことを代わりにやってもらわないといけないとき、配慮してもらわないといけないときには話す。
でも「心臓が悪い」とは言っても、「慢性心不全」や「障害者手帳を持っている」とまでは、心を許した人にしか言わない。
理由は、特別扱いされたくないから。相手に気を使わせるのも悪いなと思う。
「元気な障害者」と言われている
基本的に垣根のない性格なので、聞かれたら答える。手帳を持っていることを話すと驚かれることが多い(正直、驚いてほしいところはある。笑)。仲のいい人には「元気な障害者」と言われている。
まとめ
メリットの方が正直大きい。お金は浮くし、駐車場も助かるし、生活の負担がかなり軽くなっている。
デメリットは「あなたのですか?」と聞かれることと、更新手続きが面倒なことくらい。ムッとすることはあっても、深刻に悩むほどのデメリットはあまり感じていない。
「あなたのですか?」も、「特別扱いされたくない」という気持ちも、全部含めて今の自分だ。
障害者手帳、これからも堂々と使い倒していく。
⚠️ この記事は私の個人的な体験をもとにしたものです。制度の内容や対応は自治体・施設によって異なります。
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